フィールド モードの場合、文字から数値へのデータ型変換に対して戻される数値桁あふれは、エラーとして扱われません。数値データ型用に予約されている通常の桁数を結果が超えた場合、その結果はレポートでは一連のアスタリスクで示されます。
例えば、以下の文での文字からSMALLINTへの変換は、SMALLINT用に予約されている桁数は通常は5桁なので、結果として数値桁あふれになります。
SELECT '100000' (SMALLINT);
結果は以下のようになります。
'100000' -------- ******
さらに、フィールド モードの場合、指定した出力書式に適合しない結果が含まれる数値タイプへの変換の場合も、レポート内にアスタリスクで示されます。
例えば、以下の文でのDATEからINTEGERへの変換は、結果としてFORMAT句で指定した書式に適合しない値となります。
SELECT CAST (CURRENT_DATE as integer format '9999');
結果は以下のようになります。
Date ---- ****
レコードまたは標識変数モードで実行された同じ問合わせは、エラーを報告します。