string_exprをNUMBERデータ型に変換します。
TO_NUMBERは戻り値のデータ型がNUMBERのスカラー関数です。
ANSI準拠
この文は、ANSI SQL:2011規格に対するTeradata拡張機能です。
構文
[TD_SYSFNLIB.] TO_NUMBER (
string_expr [, format_arg [, NLS_param ] ]
)
構文要素
- TD_SYSFNLIB.
- 関数が格納されているデータベースの名前。
- string_expr
文字式。string_exprには、format_argで指定した形式の1つの数値を含めます。変換に失敗するとNULLが返されます。
- format_arg
文字式。
この構文要素が無効な場合は、エラーが返されます。
この構文要素がNULLの場合は、NULLが返されます。
- 詳細については、<format_arg書式構成要素>を参照してください。
- NLS_param
文字式。
NLS_
paramでは、次の数値書式構成要素で返される文字を指定します。
- 10進数文字
- グループ分離文字
- ローカルの通貨記号
- 二重通貨記号
- 国際通貨記号
paramの有効な値は、次のとおりです。
- NUMERIC_CHARACTERS = ' 'dg' '
- CURRENCY = ' ' text ' '
- DUAL_CURRENCY = ' ' text ' '
- ISO_CURRENCY= ' ' text ' '
文字dとgは、それぞれ10進数文字とグループ分離記号を表わします。これらは、異なる単一バイトの文字にする必要があります。Textは単一引用符で囲む必要があります。通貨記号は、10文字まで使用できます。
SDF (データの表示方法の使用)ファイルを使用して、デフォルト フォーマッティングが決定されます。NLS_paramを指定すると、SDFファイルで指定されたデフォルトを上書きします。
NLS_paramがNULLの場合はNULLが返されます。