数値が必要とするよりも少ない文字位置を定義するFORMAT句は、次のようにデータを返します。
- 整数部分が入りきれない場合、星印が表示されます。
- 整数部分だけが収まる場合、小数点よりも右のすべての桁は、切り捨てられるか(整数値の場合)、丸められます(値が浮動小数点数、数、または10進数の場合)。
四捨五入は、次の表で説明されているように「近似値への概数」のモードに基づきます。
- 実際の結果をBとします。
- 表現できる近似値の両端をAとCとします。すなわち、A < B < Cとします。
- AまたはCのどちらを結果の表現とするかの判断は、次のようにして行なわれます。
- できるだけBにもっとも近い値を結果とします。
- AとCが等距離の場合(例えば、小数点以下がちょうど.5)、偶数の方を結果とします。