次の1-D ARRAYデータ型およびテーブルについて考えてみましょう。
CREATE TYPE item_price AS DECIMAL(7,2) ARRAY[20]; CREATE TABLE inventory (itemkind INTEGER, regular_price item_price, sale_price item_price);
次の問合わせを評価するとき、regular_price配列の各構成要素の値が加算されます。その後で、すべての構成要素の値の総合計をregular_price配列内の構成要素数で除算します。
SELECT ARRAY_AVG(regular_price) FROM inventory;
次の問合わせでは、ARRAY_AVGにより、regular_price配列内の指定した適用範囲内にある各構成要素が加算されます。結果は、影響を受けるregular_priceの構成要素の値を加算した総合計を、指定した適用範囲を構成する要素の総合計数で除算したものを表わすスカラー値です。
SELECT ARRAY_AVG(regular_price, 5, 10)FROM inventory;