データ形式仕様(SDF: Specification for Data Formatting)ファイルでは、数値、日付、時刻、およびタイムスタンプのデータ型に対してデフォルト表示形式を定義することに加えて、FORMAT句の中に出現する特定の形式設定文字の代わりにVantageで表示する文字列も定義できます。
例えば、SDFファイルの中でCurrency文字列の値を、自分のロケール固有の通貨記号に設定することができます。SQL SELECT文で金額情報を表示する場合にその通貨記号を併記するには、FORMAT句に形式設定文字Lを使用します。
SDFファイルの作成方法、およびその内容をVantageで使用可能な内部形式に変換する方法については、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>の中のtdlocaledefユーティリティの説明を参照してください。