パッケージ化に使用したり、異なるデータ型の異なる数のパラメータを単一のUDF入力パラメータとしてパッケージ化してUDFに渡すために使用できる入力パラメータのデータタイプです。
Vantageは、動的UDT(事前に割当てられたVARIANT_TYPEというUDTタイプ名のSTRUCTURED型UDT)をサポートしています。この動的UDTの、STRUCTURED型の属性の構成は、実行時に決定されます。
VARIANT_TYPE UDTは、UDF入力パラメータのデータ型としてのみ使用できます。UDF入力パラメータをVARIANT_TYPE宣言する場合、そのパラメータを使用して、異なるデータ型の異なる数のパラメータをUDFに渡すことができます。
追加のパラメータはパッケージ化され、単一のSTRUCTURED型UDTとしてUDFに渡されます。パラメータの数とパラメータのデータ型は実行時に決定されます。このため、ルーチンを呼び出すたびにパラメータの構成を変更できます。
VARIANT_TYPE UDTのインスタンスを宣言し、UDTの実行時の構成を定義するには、NEW VARIANT_TYPE式を使用します。詳細は、<Teradata Vantage™ - SQL関数、式、および述部、B035-1145>を参照してください。VARIANT_TYPEデータ型にするためのUDF入力パラメータの宣言の詳細は、<Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>のCREATE FUNCTIONおよびREPLACE FUNCTIONを参照してください。
ANSI準拠
VARIANT_TYPEは、ANSI SQL規格に対するTeradataの拡張機能です。
構文
parameter_name VARIANT_TYPE
構文要素
- parameter_name
- UDFで宣言された入力パラメータの名前。