AXSMODが使用されると、FastExportは、セッションの文字セットを属性としてAXSMODに渡すため、使用できるようになります(ほとんどのAXSMODは、この情報を利用しません)。属性名はCHARSET_NAMEとなり、可変長文字列になります。
AXSMODにセッション文字セットを渡すのに成功すると、FastExportは現在のセッション文字セットに関係するエクスポート幅の情報を(使用される場合に備えて)属性としてAXSMODに渡します。属性名はEXPORT_WIDTHSです。FastExportは、HELP SESSIONコマンドで戻されたデータ パーセルから、エクスポート幅情報を抽出します。
エクスポート幅情報は配列としてAXSMODに渡され、AXSMODはこの情報を使用して、エクスポートされる文字タイプの固定長列のサイズをバイト単位で計算します。このサイズは、データ型における文字数(CHAR(n)のn)だけでなく、選択されたセッション文字列およびサーバー文字タイプ(CREATE TABLE文のCHARACTER SET句で指定)にも依存します。配列内で渡される個々の構造体には、1つのサーバー文字タイプの情報が入ります。エクスポート幅情報の構造体は、次のように定義されます。
typedef struct pmExpWidth { pmUInt16 CharType; /* Server character type code. */ pmUInt16 ExpWidth; /* Export width. */ pmUInt16 ExpWidthAdj; /* Export width adjustment. */ } pmExpWidth_t;
エクスポート幅の規則の詳細については、Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ, B035-1102を参照してください。