User1のDNを確立し、User1のユーザー名がDN文字列の一部であることを検証したら、User1のDNとパスワードを使用してLDAPにバインドします。以下に改めてUser1のDNを示します。
CN=joec,OU=User Accounts,DC=td,DC=acme,DC=com
- User1の会社のすべてのユーザーは、LDAPの同じベースDNにありますか?つまり、すべてのユーザーDNに次のパターンがありますか?
CN=<<USERNAME>>,OU=User Accounts,DC=td,DC=acme,DC=com
パターンがある場合、バインド パターンの数は1です。 - ユーザーが複数のベースDNにいる場合は、会社のLDAP管理者からこの情報を取得する必要があります。例えば、User1の会社に次のユーザーがいるとします。
CN=joec,OU=User Accounts,DC=td,DC=acme,DC=com CN=janedoe,OU=Contractors,OU=User Accounts,DC=td,DC=acme,DC=com CN=kaizers,OU=Europe,OU=User Accounts,DC=td,DC=acme,DC=com
複数のDNパターンがある場合、Teradata Viewpoint Authenticatorによって、指定のユーザー名に一致するパターンが見つかるまで、各パターンの検索が行なわれます。Authenticatorによって一致するパターンが検出されない場合、認証に失敗します。パターン数が7以上に増えると、ユーザー検索の実行が速くなる可能性があります。 - LDAPサーバー ポートレットで、次のオプションのいずれか1つを選択します。
- DNパターンが6つ以下の場合は、DN Pattern Bind(DNパターンのバインド) オプションを選択します。
- DNパターンが7つ以上ある場合は、User Search(ユーザー検索)オプションを選択します。