並列データベース拡張機能(PDE)は、オペレーティング システムとTeradata Databaseとの間に位置するソフトウェア インターフェース層です。PDEは並列性をサポートしており、これによってTeradata Databaseが高速になり、線形的なスケーラビリティが実現されます。PDEは、Teradata Databaseに対して以下の機能を提供します。
- 並列環境で実行する
- vprocを実行する
- Teradata Databaseワークロードの管理と優先順位づけ
- 複数のOSプラットフォームにわたって、メモリ、I/O、メッセージング システムのインターフェースを一貫的に管理する
PDEは、オペレーティング システムの並列サービスを提供します。並列サービスには、以下のようなものがあります。
- 複数のノード上でのデータベース操作の並列実行を管理する機能
- データベース タスクの動的な分散
- ノード内およびノード間でのタスク実行の調整
PDEにより、MPPシステムは、BYNETおよび共有ディスク アレイなどのハードウェア機能を利用できるようになります。