Teradata Databaseには、データ保護を強化するための以下の機能があります。
- デフォルトにより、Teradata Databaseへのログオンに使用されるユーザー名とパスワードの機密性を維持するために、ログオン列は暗号化されます。
- メッセージの データを任意選択で暗号化することにより、Teradata Databaseとの間で伝送されるデータの機密性が維持されます。
- 自動的な保全性検査により、暗号化/送信/復号化の周期においてデータが破損しないことが保証されます。
- 任意選択のBARおよびDSA暗号化により、BARサーバーと記憶装置との間におけるデータ バックアップの機密性が提供されます。
- 単純な結合によるLDAP認証を使用するシステムでは、任意選択のSSL/TLS保護機能を利用できます。以下のものがあります。
- Teradata Databaseとディレクトリ サーバーとの間のLDAP認証シーケンスの暗号化。
- データベースがデータベース自体をディレクトリに対して認証したり、データベースとディレクトリが相互に認証したりすることを必要とする、高度なTLS保護。
- Digest-MD5結合によるLDAP認証を使用するシステムでは、任意選択のSASLシステム保護機能を利用できます。以下のものがあります。
- Teradata Databaseとディレクトリ サーバーとの間のLDAP認証トークン交換シーケンスの保護。