17.10 - ハードウェアのフォールト トレランス - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - データベース入門

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Content Type
ユーザー ガイド
Publication ID
B035-1091-171K-JPN
Language
日本語 (日本)
Last Update
2022-01-13

Teradata Databaseでは、ハードウェアのフォールト トレランス機能として以下のものが提供されています。

機能 説明
複数のBYNET 複数ノード(MPP)のTeradata Databaseサーバーには、少なくとも2本のBYNETが備えられています。両方のBYNETに障害が発生しない限り、プロセッサ間の交信は停止しません。1つのBYNET内部では、故障したコンポーネントを避けるために、通信データの経路指定を変更することができます。
RAIDディスク装置
  • Teradata Databaseサーバーでは、RAID1、RAID5、またはRAIDSとして構成されたRAID(独立ディスク冗長アレイ)装置が使用されます。

    非アレイの記憶装置では、RAID技術を使用できません。

  • RAID1アレイでは、ミラーリング(まったく同じデータのコピーを維持する手法)が実行されます。
  • RAID5またはRAIDSでは、1つのディスクで障害が発生してもデータが保護されます。パリティ用に25%のディスク記憶域がさらに必要になります。
  • RAID1では、RAID5/RAIDSよりも優れた性能とデータ保護が提供されます。しかし、コストは高くなります。
複数クライアント サーバー接続 クライアント サーバーの環境で、メインフレームとワークステーション ベースのクライアント間が多重接続されていると、クライアントとサーバーの間の接続のうちのいくつかが動作不可能になった場合でも、ほとんどの処理は続行されます。

vprocの移動は、このハードウェアの問題をサポートするソフトウェアの機能です。

クライアントのハードウェア障害の隔離 クライアント サーバーの環境で、サーバーは、多数のクライアント ハードウェアの障害から分離されており、クライアントで障害が発生しても処理を続行することができます。
電源装置およびファン 構成内の各キャビネットには、電源装置およびファンが二重に装備されており、フェールセーフ操作を確実なものとします。
ノードの構成要素のホット スワップ機能 Teradata Databaseでは、一部のコンポーネントについて、システム稼働中に除去して交換することが可能です。この処理をホット スワップといいます。Teradata Databaseでホット スワップ機能が提供されているのは、以下のコンポーネントです。
  • RAIDアレイ内部のディスク
  • ファン
  • 電源装置
クリーク
  • クリークは、共通のディスク アレイ装置へのアクセスを共有するノード群のグループです。ノードおよびディスクはFCバスで相互接続され、各ノードからすべてのディスクへ直接通信することができます。これにより、ノードに障害が発生した場合でもデータの可用性が維持されます。
  • クリークは、ノード障害後のvprocの移動をサポートします。クリーク内のノードに障害が生じた場合には、そのノードのvprocは、同じクリーク内の別のノードに移され、ホーム ノードで回復処理が行なわれている間も動作し続けます。これにより、システム性能への影響が最小限に抑えられます。
  • TPAホスト型の物理的なチャネル接続を管理するPEは、割り当てられているノードに物理的に接続されたハードウェアに依存するため、移動することができません
  • ワークステーション接続のPEは、AMP vprocと同様に、ノード障害の発生時に移動されます
  • フォールト トレランスを最大にするためには、1クリーク内の複数のノードを同じキャビネットに配置しないようにします。バッテリー バックアップ機能があるので、このような配慮は通常は不要です。ただし、フォールト トレランスを最大にする場合は、クリーク、つまりノード群を同じキャビネットに置かないようにします。