アクセス モジュールは、あらゆるTeradataロードおよびアンロード ユーティリティが標準ベースのインターフェースを介して様々なデータ ソースとインターフェースできるようにするアダプタです。それらの標準ベースのモジュールによって、特定のデータ ソースからの読み取りをフラット ファイルからの読み取りと同様に行なうことが可能になります。次の表に、Teradataのアクセス モジュールについての説明を示します。
ユーティリティ | 説明 |
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Teradata Access Module for Amazon S3 | Teradata Parallel Transporterのロード/アンロード オペレータとAmazon S3 (Simple Storage Service)間の共有ライブラリ インターフェイス。 Teradata Access Module for Amazon S3は、Amazon S3からデータをエクスポートしたり、Amazon S3にデータをインポートしたりできます。 |
Teradata Access Module for Azure | Teradata Parallel Transporterのロード/アンロード オペレータとMicrosoft Azure間の共有ライブラリ インターフェイス。Teradata Access Module for Azureは、Azureからデータをエクスポートしたり、Azureにデータをインポートしたりできます。 |
Teradata Access Module for JMS | Teradata DatabaseとJMS対応のメッセージングシステム間でデータをインポートおよびエクスポートするための高速な非同期メソッド。Teradata Access Module for JMSは、Teradataのロードおよびアンロード ユーティリティによって呼び出すことができます。 |
Teradata Access Module for Kafka | Teradata Parallel Transporterのロード/アンロード オペレータとKafkaサーバー間の共有ライブラリ インターフェイス。アクセスモジュールを使用して、Kafkaサーバーからデータをエクスポートしたり、Kafkaサーバーにデータをインポートしたりできます。 |
Teradata Access Module for Named Pipes | Teradata FastLoadなどの書き込みプロセスとTeradata FastExportなどの読み込みプロセス間のプロセス間通信リンク。 |
Teradata Access Module for OLE DB | Teradataのロードおよびエクスポート ユーティリティとOLE DBプロバイダが使用可能なデータ ソースとの間でインターフェースとして機能する、ダイナミック リンク ライブラリ(DLL)。このアクセス モジュールは、OLE DBデータ ソースとTeradata Databaseの間でデータを素早く移動し、中間に記憶装置を必要としません。 |
Teradata Data Connector | クライアント ユーティリティとアクセス モジュールの間のソフトウェア層。クライアントには静的に、アクセス モジュールには動的にリンクすることによって、クライアント ユーティリティとアクセス モジュールの間の接続を確立、維持、および監視します。 |
Teradata WebSphere MQ Access Module | IBM WebSphere MQメッセージ キューイング ミドルウェアを使用してデータをインポートするためのTeradataユーティリティ。 |