埋め込みSQLをサポートするクライアント アプリケーション言語は、すべてコンパイルされた言語です。SQLは、すべての言語に定義されているわけではありません。そのため、ネイティブ コンパイラを使用してソースをコンパイルする場合には、その前に、埋め込みSQLコードをプリプロセスして、SQLをネイティブ コードに変換しなければなりません。
このプリコンパイラ ツールのことをプリプロセッサ2 (PP2)といい、以下の処理が行なわれます。
- アプリケーションのソース コードを読み取り、定義されたSQLコードを探す。
- アプリケーション内のすべてのSQLコードを分離した後、そのコードの目的を解釈し、CLI (CallLevel Interface)コールに変換する。
- すべてのSQLソースを注釈化する。
プリコンパイラからの出力は、SQLソースがCLIコールで置き換えられた、ネイティブ言語のソース コードです。プリコンパイラの出力が完了すると、変換されたソース コードをネイティブ言語のコンパイラを使用して処理することができます。Call-Level Interface通信インターフェイスについては、Teradata Databaseとのクライアント通信を参照してください。