参照整合性とは、一般に、基本キーと外部キーの定義を基にする表相互間の関係を示す概念です。この概念では、参照する列に値(ヌル以外)が含まれている行は、参照される列に同じ値が存在する場合に限り表に存在することになります。
参照整合性を使用することにより、参照する表内の列の外部キーである参照される表内の列を規定できます。参照される列は、基本キーの列または固有の列のいずれかとして定義する必要があります。
参照整合性は、INSERT、MERGE、UPDATE、DELETEなどの実行時に誤ってデータベースの不整合が生じることがないようにする信頼性のメカニズムです。