Teradataのロードおよびアンロード ユーティリティは、バッチからリアルタイムに至るあらゆるデータ ロード要件を管理するための強力なソリューションを提供します。Teradataのロードおよびアンロード ユーティリティは、完全な並列処理によって、Teradata Databaseの内外にあるデータを取得するための最適でスケーラブルなパフォーマンスを実現します。さらに、メインフレーム ホスト データベース、エンタープライズ サーバー データベース、部門別データ マートなどの、ホスト ベースやクライアント常駐のデータ ソースとの間でデータをインポート/エクスポートすることができます。次の表に、Teradataのロードおよびアンロード ユーティリティについての説明を示します。
ユーティリティ | 説明 |
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Basic Teradata Query (BTEQ) | Teradata Databaseと通信できるようにする、汎用のコマンド ベースのツール。BTEQは、SQL文の実行、データのインポート/エクスポート、およびレポートの生成を行なうための対話形式およびバッチ形式のインターフェースを提供します。 |
Teradata FastExport | 大量のデータをTeradata Databaseから読み込む手段。 |
Teradata FastLoad | クライアント ファイルから空の表への、データの高速ロード。 |
Teradata MultiLoad | 既存の表に対する挿入、更新、削除といった、データの高速保守。 |
Teradata Parallel Data Pump(TPump) | 表の連続更新。複数の表に対して同じ情報源を使用して、挿入、更新、削除の操作、またはこれらの操作の組み合わせを実行します。 |
Teradata Parallel Transporter (Teradata PT) | Teradata Database内にあるアクセス可能な任意の表との間、またはアクセス オペレータかアクセス モジュールが存在する他の任意のデータ ストアとの間で、データのロードとアンロードを行なうための手段。 |
Teradata Parallel Transporterアプリケーション プログラミング インターフェイス(Teradata PT API) | Teradata Databaseシステムとの間でデータをロードまたはアンロードするための一連のプログラミング インターフェース。Teradata PT APIによって、アプリケーションは、Teradata独自のロードおよびエクスポート プロトコルを使用してTeradata Databaseにアクセスできます。Teradata PT APIはクライアント アプリケーションの一部となる機能ライブラリであるため、これにより、ロード プロセスやアンロード プロセスで高度な制御が可能になります。 |