アクセス モジュール - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - データベース入門

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2022-01-13
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B035-1091
Product Category
Software
Teradata Vantage

アクセス モジュールは、外部データ記憶装置へのブロック レベルのI/Oインターフェースを提供する、動的にリンクされたソフトウェア構成要素です。

アクセス モジュールは、データ ソースからデータをインポートし、そのデータをTeradataユーティリティに返します。アクセス モジュールは、Teradata Data Connector APIによって1つまたは複数のTeradataユーティリティに動的にリンクされます。

アクセス モジュールにより、様々なデータ ソースへの透過的で均一的なアクセスが実現し、ユーザーは、装置とデータ ストアの従属関係などから切り離されます。

Teradata Databaseでは、以下のアクセス モジュールをサポートしています。これらは、データの読み取りは行ないますが、書き込みは行ないません。

  • Named Pipesアクセス モジュール。これにより、UNIX OSの名前付きパイプからTeradata Databaseにデータをロードできます。パイプとは、一部のオペレーティング システムにおいてデータの記憶域としてアプリケーションが使用できる、一種のデータ バッファのことです。
  • Teradata WebSphere MQ Access Moduleは、IBMのWebSphere MQ(旧称MQシリーズ)メッセージ指向ミドルウェアを使用してメッセージ キューからデータをロードできるようにします。
  • JMS用のTeradataアクセス モジュール。これにより、JMSメッセージ キューイング ミドルウェアを使用してJMS有効化メッセージング システムからデータをロードできます。
  • Teradata OLE DBアクセス モジュール。これにより、OLE DBプロバイダとTeradata Databaseとの間でデータを転送できます。
  • カスタム アクセス モジュール。DataConnectorオペレータと併用することにより、特定のシステムにアクセスできます。

Teradataアクセス モジュールは、次のTeradata Tools and Utilitiesを備えた多くのオペレーティング システムで動作します。

  • BTEQ
  • Teradata FastExport
  • Teradata FastLoad
  • Teradata MultiLoad
  • Teradata PT
  • Teradata TPump