DDL文は、データベースの構造とインスタンスを定義する目的で使用します。DDLは、データベース オブジェクトを定義および記述するための文を提供します。
下表は、いくつかの基本的なDDL文のリストです。このリストは、すべてを列挙したものではありません。
文 | 処理 |
---|---|
CREATE | CREATE要求の対象に応じて、データベース、ユーザー、表、ビュー、トリガー、索引、マクロ、ストアド プロシージャ、ユーザー定義型、ユーザー定義関数、ユーザー定義マクロといったデータベース オブジェクトを新規に定義する。 |
DROP | DROP要求の対象に応じて、データベース、ユーザー、表、ビュー、トリガー、索引、マクロ、ストアド プロシージャ、ユーザー定義型、ユーザー定義関数、ユーザー定義メソッドといったデータベース オブジェクトを削除する。 |
ALTER | 表、列、参照制約、トリガー、索引などを変更する。 |
ALTER PROCEDURE | 外部ストアド プロシージャを再コンパイルする。 |
MODIFY | データベースまたはユーザー定義を変更する。 |
RENAME | 表、トリガー、ビュー、ストアド プロシージャ、マクロなどの名前を変更する。 |
REPLACE | マクロ、トリガー、ストアド プロシージャ、ビューなどを置換する。 |
SET | タイム ゾーン、セッションの照合または文字セットなどを指定する。 |
COLLECT | 列、列のグループ、索引などについて、最適化ルーチンまたはQCDの統計情報を収集する。 |
DATABASE | デフォルトのデータベースを指定する。 |
COMMENT | データベース オブジェクトのテキスト コメントを挿入または取得する。 |
DDL文の実行が正常に終了すると、データ ディクショナリ内でエントリが自動的に作成、更新、または削除されます。データ ディクショナリの内容については、データ ディクショナリを参照してください。