FastLoad、 MultiLoad、 FastExportなどのロード ユーティリティは、SQLリクエストの管理方法と同じように管理できます。つまり、以下に基づいてスロットル制限を使用してワークロード定義に分類します。
- ユーティリティ名
- 「Who」基準(ユーザー、アカウント、クエリー バンドなど)
- 「Where」基準(データベース、表、ビューの名前)(Archive/Recoveryでは使用不能)
例えば、以下のように指定できます。
- ユーザーAが同時に実行できるFastLoadジョブの数は2つまで
- データベースXYZに対して一度に実行できるMultiLoadジョブは1つだけ
さらに、 Viewpointのポートレットである「ワークロード管理」を使用して、ロード ユーティリティが使用できるセッションの数を制御するルールを定義できます。セッション構成ルールを作成するためには、以下の基準の中から最低1つを指定します。
- ユーティリティ名(必須)
- データ サイズ
- 「Who」基準(ユーザー、アカウント、クライアント アドレス、クエリー バンドなど)
次に、基準が満たされたときに使用されるセッションの数を指定します。
例えば、以下のように指定できます。
- Joeが実行依頼した独立型のMultiLoadジョブに対しては10セッション
- WebAppというアプリケーションからのJDBC FastLoadに対しては4セッション
セッション構成ルールを作成していない場合や、現在実行中のユーティリティがルール基準を満たさない場合、「ワークロード管理」は、自動的にデフォルトのセッション ルールを使用して、以下の基準に基づいてセッションの数を選択します。
- ユーティリティ名
- システム構成(AMPの数)
- 任意選択のデータ サイズ