スケーリング - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - データベースの管理

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
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B035-1093
Product Category
Software
Teradata Vantage

ユーザー アプリケーションがスケーラブルであることが必要です。

例えば、BigTは非常に大きなテーブルで、各行が16個の固有値にハッシュ化され、それに基づいて配置されている場合を考えます。BigTを使用するアプリケーションは、1つまたは2つのノードと8から16のAMPがあるシステムでは、高度の並列性を維持して、適切に動作します。

このシステムを128のAMPに拡張する場合でも、BigTの各行のハッシュは、16の固有値だけで、つまり配置されるのは、16のAMPだけです。したがって、アプリケーションの性能は向上せず、低下することもあります。

アプリケーションのスケーラビリティを保証するためには、ユーザーのPIを固有(ほぼ固有)インデックスに設定することを試みます。単一の列に固有性がない場合は、2つ(以上)の列を組み合わせし、インデックスを構成します。PIあたり最大64列を定義できます。

結果的に固有ハッシュ結合が増大し、システムの拡張に従って、ユーザーのアプリケーションは引き続き適切に動作します。