次のテーブルに、DBQLロギングが開始したときにDBQLで検証されるルールをリストします。DBQLは、アプリケーション名、ユーザー名、アカウント文字列を確認してルールを検証します。
状況 | DBQL の結果 |
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セッションを開始するためにユーザーがログオン | ユーザー名、アカウント文字列、アプリケーション名、ゾーンID(セキュア ゾーン システム内で)をルール キャッシュでチェックし、これをディクショナリ テーブルで検索する。 |
ルール キャッシュ内に一致するものが検出された | ルール テーブルの中のオプションに従ってログに記録する。 |
ルール キャッシュ内に一致するものが検出されない | 一致するユーザーまたはアカウントをデータ ディクショナリで検索する。 |
データ ディクショナリ内に一致するものが検出された | ルール キャッシュに1つのエントリを作成し、ルール テーブルのオプションに従ってログに記録する。 |
データ ディクショナリ内に一致するものが検出されない | ルール キャッシュ内に"do not log"ルールを作成するが、ロギングは行なわない。 |
“WITH NONE”ルールが検出された | ルール キャッシュ内に"do not log"ルールを作成するが、ロギングは行なわない。 |
セッションのアカウント文字列がSET SESSION ACCOUNT文を使って変更されている場合、そのセッションから次の問合わせが発行されるときに、システムはそのユーザーとアカウント文字列に関連付けられているルールを必ず適用します。