フォールバック テーブルの指定 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - データベースの管理

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
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ja-JP/rgu1556127906220.ditamap
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ja-JP/rgu1556127906220.ditaval
dita:id
B035-1093
Product Category
Software
Teradata Vantage

フォールバックは、異なるAMPまたは「フォールバック」AMPにテーブルの永久データの各行のコピーを自動的に保存することにより、テーブル レベルでのデータ保護を行ないます。

AMPが失敗した場合、Advanced SQL Engineがフォールバック コピーにアクセスして稼動を継続できます。AMPがクラスタ化されている場合、ダウンしていたAMPをオンラインに戻すと、フォールバックはそのAMPの自動回復も行ないます。

CREATE/ALTER TABLEコマンドを使用してフォールバックを定義します。フォールバック保護したテーブルは、非フォールバック テーブルの2倍の固定領域を占有し、挿入、更新、削除に2倍のI/Oを要します。しかし操作の継続とデータの整合性という長所は、この領域に十分に値します。

以下に対してフォールバックを定義できます。

  • プライマリ データ テーブル
  • セカンダリ インデックス サブテーブル
  • 集約結合インデックスを含む、あらゆる種類の結合インデックス
  • ハッシュ インデックス
  • データベース
  • ユーザー

フォールバックには以下のような利点があります。

  • AMPがオフラインの場合にテーブル データにアクセスできる。
  • ソフトウェア エラーが原因でデータが使用できなくなった場合に、アクセス性と整合性が保護される。
  • ディスク アレイRAIDを超えるデータ保護レベルを追加できる。
  • オンラインに戻ったときに、オフラインAMPに行なった変更を自動的に適用する。
フォールバック用に最適化されたプラットフォームでは、NO FALLBACKのオプションとNO FALLBACKのデフォルトは使用できません。