ロード ユーティリティ(FastLoad、MultiLoad、FastExportなど)およびTeradata ARCユーティリティを管理するために、以下の基準の組み合わせに基づいてこれらをワークロード定義に分類できます。
- ユーティリティのタイプ
- "Who" (アカウント名、ユーザー名、クエリー バンドなど)
- データベースおよびテーブルまたはビュー名(アーカイブおよび復元ジョブを除く)
以下のユーティリティ関連Teradata Active System Management(TASM)ルールを使用して、Vantageによるワークロードの管理方法を定義できます。
- ユーティリティ スロットル(Teradata Viewpointワークロード管理ポートレットではユーティリティ制限とも呼ばれます)。このルールは、FastLoad、MultiLoad、FastExport、Teradata ARC、Teradata Parallel Transporter Loadオペレータ、JDBC FastLoadなど、各タイプのTeradataユーティリティに関するシステム全体の制限を実施します。
- ユーティリティ ワークロード スロットル – このルールは以下の基準に基づいて制限を実施します。
- ユーティリティのタイプ
- "Who" (アカウント名、ユーザー名、クエリー バンドなど)
- データベースおよびテーブルまたはビュー名(アーカイブおよび復元ジョブには使用できません)
ユーティリティ ワークロード スロットルを定義するために、スロットル制限および上記の制限基準(または組み合わせ)を持つワークロード定義を作成します。
- AWTリソース制限 – このルールは、ユーティリティのAMPワーカー タスク(AWT)の制限を指定します。このルールは、ユーティリティのタイプ(Archive/Recoveryユーティリティを除く)、要求元(ユーザー名やアカウントなど)、クエリー バンドに基づいて、制限を強制的に適用します。AWTリソース制限ルールの最大値は、DBS制御ユーティリティのフィールドMaxAMPWorkerTasksの値の70%です。
- ユーティリティ セッション – このルールは、さまざまな種類のユーティリティについて使用できるユーティリティ セッション数を指定します。サポートされる制限基準は以下のとおりです。
- ユーティリティのタイプ
- アカウント名、ユーザー名、クエリー バンドなど
Teradata動的ワークロード管理ソフトウェアが有効で適用可能なユーザー定義のユーティリティ セッションのルールがない場合、Teradata動的ワークロード管理ソフトウェアは自動的にデフォルトのセッション ルールを使用して、ユーティリティのタイプ、システム構成、オプションのデータ サイズに基づいてセッション数を選択します。
デフォルトのセッション ルールを削除することはできません。ただし、ユーティリティ セッション情報(つまり、さまざまなユーティリティの種類に割り当てられたデフォルトの数値)を変更することはできます。
ロード ユーティリティ、DSA、およびTeradata ARCユーティリティはTeradata Viewpointを使用して管理できます。