ロギング シナリオ - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - データベースの管理

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
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ja-JP/rgu1556127906220.ditaval
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B035-1093
Product Category
Software
Teradata Vantage

以下のテーブルには、定義されたルールに従ってロギングされるデータのタイプと、問合わせの動作が例示されています。

状況 結果
DBQLを有効にしたユーザーまたはデータベースの削除を試みた エラー5780が発生します。DBQLロギングを有効にしたユーザーまたはデータベースはドロップできません。まず当該ユーザーまたはデータベースのロギングを使用不可にします。
許可されたユーザーDBC (またはDBAユーザー)としてログオンし、いずれかのDBQLオブジェクトに対するDROP、UPDATE、またはALTERを試みた 文は、以下のアクセス エラーとともに失敗する。

Failure 3523 (<username> does not have <drop | update | alter> access to <DBQL table name>)

許可されないユーザー(DBCでも管理ユーザーでもない)としてログオンし、BEGIN QUERY LOGGING文またはREPLACE QUERY LOGGING文を実行依頼した BEGIN QUERY LOGGING文またはREPLACE QUERY LOGGING文は、以下のアクセス エラーとともに失敗する。

Failure 3523 (username does not have statement permission)

ログ対象セッションでのユーザーの問合わせロギングを使用不可にした 実行中の問合わせの完了後は、そのセッションまたはそのユーザーに関する行はもはやキャッシュに入れられない。
記録中のセッションをアボート(中止) 問合わせに関するDBQLogTbl行のAbortFlag値がTに設定される。
あるユーザーに関する問合わせロギングを開始し、そのユーザーが1つのセッションで同じ問合わせを複数回実行した DBQLogTblに複数行が記録される。

初回実行後問合わせが実行されるときに、問合わせがステップ キャッシュにある場合、CacheFlagはTに設定されます。問合わせが2回目に実行されると、その問合わせはステップ キャッシュに入れられます。3回目以降、CacheFlagはTに設定されます。

ある問合わせに関して記録されたすべての行を表示する QueryIDフィールドを使用して、DBQLogTbl行を(ユーザーのルールに応じて)、他のDBQLテーブルの行に結合します。
あらゆるMULTILOADジョブに関するロギングを禁止する 以下の文を実行依頼します。

BEGIN QUERY LOGGING WITH NONE ON APPLNAME= 'MULTLOAD';

有効なアプリケーション名は、LogonSource文字列で返された名前プールから取得されます。MultiLoadの場合は、MULTLOAD (no I)を返します。一般的なLogonSource文字列のリストは、<Teradata Vantage™- SQLデータ定義言語 - 詳細トピック、B035-1184>の「アプリケーション名」を参照してください。
WITH NONEルールがすでに設定されているユーザーの問合わせを記録する REPLACE QUERY LOGGINGを実行する

REPLACE QUERY LOGGING WITH STEPINFO ON user5 ACCOUNT = ‘abc’;

正常な複文または反復リクエストで文エラーが発生しているかどうか判断する DBQLログ テーブルのErrorCode列をチェックする。ErrorCode列にエラー9259が入力されている場合、問合わせは正常に実行されたものの、文エラーが含まれていることを意味します。