メモリの追加 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - データベースの管理

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
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B035-1093
Product Category
Software
Teradata Vantage

メモリを追加すると、キャッシュが増加してCPUの能力が最大化します。これが役に立つのは、ディスク内容がメモリ内に読み込まれるよりもCPUの処理の方が速い(システムが入出力制約になっている)ときです。

次のテーブルではメモリを増設する理由をリストします。

条件 説明
既存のノードへのvprocの追加 vprocごとに32 MBのメモリが使われます。vprocを既存のノードに追加するとき、多くの場合、メモリを追加する必要があります。

vprocを追加すると空きメモリが大幅に減少する可能性があります。その場合、システムがキャッシュに保存できるデータ ブロック数が減るので、入出力回数が増えることになります。

過度のページング/スワッピング(スラッシング) メモリが多いと、多くのコードとデータをキャッシュでき、ページングとスワッピングに対するI/Oが少なくなります。
メモリ内のテーブル メモリを増やすと、以下を保持できるので入出力が減る可能性があります。
  • 大きすぎて、処理中にメモリにそのまま保持できなかったテーブル
  • 処理中にメモリに同時に保持される、多数の小さなテーブル

データ ブロックのサイズによりI/Oが影響を受けることがあります。<Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>に記載されたCREATE TABLE文のDATABLOCKSIZEオプションを参照してください。