外部認証を使用したログオン - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQLデータ制御言語

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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ja-JP/sqd1591723147563.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/wrg1590696035526.ditaval
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B035-1149
Product Category
Software
Teradata Vantage

外部認証を使用すると、ユーザーは一度コンピュータにログオンすれば、ユーザー名、パスワード、またはアカウント名を指定せずにデータベースにアクセスできます。これを可能にするには、ディレクトリ内でVantageユーザーにまだマップされていないすべてのディレクトリ ユーザーを明示的にマップする必要があります。マップされていないユーザーとVantageの間に明示的なマッピングを作成しない場合、そのディレクトリ ユーザーはVantageにログオンできません。

ディレクトリ ユーザーを、次のオブジェクトに明示的にマップすることができます。
  • EXTUSER

    EXTUSERへのマッピングが、最も一般的に使用される方法です。

    行レベル セキュリティ権限をEXTUSERに割り当てることはできません。

    TdgssUserConfigFile.xmlファイルでAuthorizationSupportedプロパティがyesに設定されており、ユーザーがデータベースにログオンしようとすると、ユーザーはディレクトリによって認証されます。自動プロビジョニングをオンにすると、ユーザーはEXTUSERとしてログオンされません。代わりに、そのユーザーのアカウントをデータベースはDBC.Dbase内で作成し、そのアカウントを使用してユーザーをログオンします。自動プロビジョニングされるユーザーは永久ユーザーではなく、ディレクトリに対する認証が常に必要になります。

    EXTUSERと自動プロビジョニングの詳細については、<Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engineセキュリティ管理ガイド、B035-1100>を参照してください。

  • プロファイル
  • ロール
  • Teradataユーザー

このログオンを実現する別の方法もあります。NULLパスワードを使用してユーザー ログオン権限を付与するという方法です。

Gtwcontrolユーティリティを使用することによってAppend Domain Nameオプションが設定されていないゲートウェイを通じてシステムにログオンできるユーザーを作成する手順は、次のとおりです。このユーザーは、ユーザーrhhとしてすでに定義されています。

  1. CREATE USERリクエストを使用して、次のようにユーザーrhhを作成します。
    CREATE USER rhh AS
    PERM = 10000000,
    PASSWORD = rhh;
  2. GRANT LOGONリクエストを使用して、ユーザーrhhに次のようにログオン権限を付与します。
    GRANT LOGON ON ALL
     TO rhh
     WITH NULL PASSWORD;

Append Domain Nameが設定されているゲートウェイを通じてTeradataシステムにログオンできるVantageユーザーを作成する手順は、次のとおりです。このユーザーは、ユーザーrhhとしてすでに定義されており、そのアカウントはesw2kdevドメイン内にあります。

  1. CREATE USERリクエストを使用して、次のようにユーザーrhhを作成します。
    CREATE USER "rhh@esw2kdev" AS
     PERM = 10000000,
     PASSWORD = rhh;
  2. GRANT LOGONリクエストを使用して、ユーザーrhhに次のようにログオン権限を付与します。
    GRANT LOGON ON ALL
     TO "rhh@esw2kdev"
     WITH NULL PASSWORD;