GRANT LOGON ON
{ host_id [,...] | ALL }
{ AS DEFAULT | { TO | FROM } user_name [,...] }
[ WITH NULL PASSWORD ] [;]
構文要素
- host_id
- ハードウェア構成データによってシステムに現在定義されているメインフレーム接続またはワークステーション ネットワーク接続を識別します。実際にこのホストが稼働中である必要はありません。
- ノードごとに複数のホストIDを定義できます。
- システム コンソールのホストIDは0です。他のすべてのコネクタのhost_idの値は1~32,767です。
- ALL
- システムのコンソールも含め、ログインを試みるすべてのソースを指定します。
- AS DEFAULT
- 指定したhost_idの現在のデフォルトが、このGRANT LOGON文で定義されたとおりに、他の条件なしに変更されます。AS DEFAULT付きの文は、特定のユーザー名に与えた、またはユーザー名から取り消したアクセス権には何の効力もありません。
- 特定のhost_idにデフォルトを設定する文は、ALLクライアント システムにデフォルトを設定する文よりも優先されます。
- TO
- FROM
- GRANTの結果が与えられる受領者を指定する句です。
- user_name
- 現在のシステム ログオン デフォルトを変更する1人または複数のユーザーの名前を指定します。
- DBCという名前を、GRANT LOGON文のユーザー名として指定することはできません。この名前を含んだ文は、エラー メッセージを返します。
- host_idの数とユーザー名の数の積が、25を超えてはなりません。
- WITH NULL PASSWORD
- 指定したクライアント システム コミュニティーから受け入れられるパスワードがないログオン文字列を許可します。
- 最初のデフォルトは、すべてのログオン リクエストがパスワードを含んでいます。WITH NULL PASSWORDオプションと、TDPセキュリティ出口プログラムをともに指定すると、デフォルトは無効になります。
- このオプションは、ユーザーがデータベースによってではなく外部から認証されていることを暗黙的に示します。詳細については、<Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engineセキュリティ管理ガイド、B035-1100>を参照してください。