Teradataクライアント ソフトウェアの信頼済みセッションの実施 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQLデータ制御言語

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-1149
Product Category
Software
Teradata Vantage

このセキュリティ機能をクライアント ソフトウェアで実施できるようにするために、SQLリクエストが信頼済みであること(または信頼済みでないこと)を示すための機能を、コード開発者に提供しています。これをCLIv2アプリケーションで実行する場合は、CLIv2のオプション パーセルの信頼済みフラグに、リクエストが信頼済みの場合は「Y」、信頼済みでない場合は「N」を指定します。

必ず、パーセル モードFetchのCLIv2操作のみを使用して、信頼済みユーザー ベースの中間階層アプリケーションを記述する必要があります。CLIv2のバッファ モードFetch操作を使用してアプリケーションを記述すると、信頼済みでないユーザーが独自のオプション パーセルを作成して、アプリケーションに信頼済みでないSQLコードを注入できるようになってしまいます。

オプション パーセルについての詳細と、パーセル モードFetch操作およびDBCAREARを使用してCLIv2アプリケーションを記述する方法については、<Teradata® CLI V2ワークステーション接続システム、B035-2418>、または<Teradata® CLI V2メインフレーム接続システム、B035-2417>を必要に応じて参照してください。

各TeradataアプリケーションAPIには、リクエストが信頼済みであるか、信頼済みでないかをアプリケーションで指定するためのメカニズムが用意されています。このメカニズムによって、SQLリクエストが信頼済みでないステータスから、信頼済みであるステータスにアップグレードされることを防止します。Teradata Tools and Utilitiesの該当するマニュアルを参照して、中間階層アプリケーションの作成に使用するAPIが、この機能をどのように処理するかについて確認してください。