高可用性の概要 - Teradata Data Mover

Teradata® Data Mover インストール、構成、およびアップグレード ガイドユーザー用

Product
Teradata Data Mover
Release Number
17.20
Published
2022年9月
ft:locale
ja-JP
ft:lastEdition
2022-10-12
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B035-4102
Product Category
Analytical Ecosystem

高可用性構成はData Moverシステムの基本構成です。システムのプライマリ(指定アクティブ)コンポーネントが使用できなくなっても、高可用性構成によりセカンダリ(指定スタンバイ)システムでシステムが機能し続けます。

高可用性構成は、SSH接続を介してアクティブに実行されているコンポーネントおよびサービスを監視するモニタリング サービスに依存します。指定アクティブ サービスのいずれかが実行を停止すると、まずフェールオーバー モニターがサービスを救援しようと試みます。救援に失敗した場合は、フェールオーバー シーケンスが指定アクティブ コンポーネントの引き継ぎを指定スタンバイ コンポーネントに許可するプロセスを開始します。

以下のモニタリング サービス要件は、高可用性環境に適用されます。
  • アクティブ コンポーネントおよびスタンバイ コンポーネント上のデーモン、エージェント、Data Mover REST、ActiveMQ、および同期モニター サービスは、ユーザーdmuserを使用して実行されます。
  • dmuser以外のユーザーがこれらのサービスを実行するように設定されている場合は、モニタリング サービスを使用してData Moverコンポーネントを監視することはできません。
  • バンドルされたDSAサービスは、ユーザーdscuserで実行する必要があります。