以下の手順に従いフェールオーバー イベントのシミュレーションを行ない、次にクラスタを元の構成に復元します。
- 現在のクラスタの状態を表示します。./dmcluster status
- 指定されたアクティブなシステムで、Data Moverリポジトリをシャットダウンします。/etc/init.d/postgresql stop
- クラスタの状態をチェックし、フェールオーバーの開始を確認します。./dmcluster statusフェールオーバー モニターによって、指定されたアクティブなシステム上のData Moverリポジトリがダウンしている状態が認識されます。ただし、フェールオーバー モニターは、フェールオーバーの開始前にリポジトリの状態をチェックしようと再試行します。このため、このプロセスには時間がかかる場合があります。デーモンやエージェントなどのData Moverサービスを停止しても、フェールオーバー イベントには至りません。代わりに、フェールオーバー モニターがこれらのサービスのダウン状態を検出し、フェールオーバーの開始前にサービスの再起動を試みます。
- 指定されたアクティブなシステムで、Data Moverリポジトリを再起動します。/etc/init.d/postgresql stop
- 指定されたアクティブなシステムで、次のコマンドを実行します。./dmcluster switchback
- 元のクラスタ構成が復元されていることを確認します。./dmcluster status
フェールオーバー イベントのシミュレーション
クラスタの元の構成への復元