フェールオーバー イベントのシミュレーションとクラスタの復元 - Teradata Data Mover

Teradata® Data Mover インストール、構成、およびアップグレード ガイドユーザー用

Product
Teradata Data Mover
Release Number
17.20
Published
2022年9月
Language
日本語
Last Update
2022-10-12
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B035-4102
Product Category
Analytical Ecosystem

以下の手順に従いフェールオーバー イベントのシミュレーションを行ない、次にクラスタを元の構成に復元します。

    フェールオーバー イベントのシミュレーション

  1. 現在のクラスタの状態を表示します。./dmcluster status
  2. 指定されたアクティブなシステムで、Data Moverリポジトリをシャットダウンします。/etc/init.d/postgresql stop
  3. クラスタの状態をチェックし、フェールオーバーの開始を確認します。./dmcluster status
    フェールオーバー モニターによって、指定されたアクティブなシステム上のData Moverリポジトリがダウンしている状態が認識されます。ただし、フェールオーバー モニターは、フェールオーバーの開始前にリポジトリの状態をチェックしようと再試行します。このため、このプロセスには時間がかかる場合があります。
    デーモンやエージェントなどのData Moverサービスを停止しても、フェールオーバー イベントには至りません。代わりに、フェールオーバー モニターがこれらのサービスのダウン状態を検出し、フェールオーバーの開始前にサービスの再起動を試みます。
  4. クラスタの元の構成への復元

  5. 指定されたアクティブなシステムで、Data Moverリポジトリを再起動します。/etc/init.d/postgresql stop
  6. 指定されたアクティブなシステムで、次のコマンドを実行します。./dmcluster switchback
  7. 元のクラスタ構成が復元されていることを確認します。./dmcluster status