同じ外部データに頻繁にアクセスする場合は、データベース内のデータをコピーします。これを行なうには、CREATE TABLE AS ...WITH DATAコマンドを使用して、既存の外部テーブルからデータベース内の新しいターゲット テーブルにテーブル定義とデータをコピーします。CREATE TABLE AS ...WITH DATAによって、LocationとPayloadの2つの列を持つテーブルが作成されます。
Teradataでは、ペイロード属性を個別の列として分割することをお勧めします。これにより、DOT表記を使用せずに列を参照でき、フィールドを適切なデータ型にキャストできます。
例では、サンプルの河川流量データ セットを使用します。独自のデータを使用するには、テーブル名、列名、および許可オブジェクトを置き換えます。サンプル データ セットの信頼証明および格納場所の値については、例の変数置換を参照してください。
- NOS関連コマンドを実行するには、必要な権限を持つユーザーとしてデータベースにログオンします。
- 存在しない場合は、riverflow_csvという名前の外部テーブルを作成するか、データベース管理者に作成を依頼します。CSVの例を実行するための設定を参照してください。
- データベースにテーブルを作成して、分析する外部データの部分集合をロードします。
CREATE MULTISET TABLE riverflowprecip_csv AS ( SELECT CAST(payload..site_no AS CHAR(8)) SiteNo, CAST(payload..Flow AS FLOAT) Flow, CAST(payload..GageHeight AS FLOAT) GageHeight FROM riverflow_csv WHERE payload..Precipitation > 0 ) WITH DATA NO PRIMARY INDEX;
- テーブル内の行数を表示します。
SELECT COUNT(*) FROM riverflowprecip_csv;
結果は次のようになります。
Count(*) ----------- 396