NUSIは、行IDのポインタを、単に結合インデックスの圧縮された物理行に対してではなく、結合インデックスの各論理行に対して維持することが必要です。
ALLを指定するとNUSIは結合インデックスを扱えるようになります。これにより、問合わせに含まれるすべての列がNUSIに含まれているときは、結合インデックスへの直接のアクセスが不要になることでパフォーマンスが向上します。NUSIを結合インデックス用に定義していて、それがアクセス プランのコストを下げる場合に最適化ルーチンから選択できるようにするには、ALLを使用します。
ALLオプションは、列に対するケース指定を無視します。これにより、ALLオプションを使用して定義されたNUSIで、次のことができます。
- 文字の大小の区別がある値を含めること。
- NOT CASESPECIFIC列セットでテーブルまたは結合インデックスを対象にすること。
プライマリ インデックスまたは固有セカンダリ インデックスにALLオプションを指定できません。
ALLを指定すると、追加のインデックスの記憶領域が必要になることがあります。
ALLオプションの存在のみが異なる複数のNUSIを指定することはできません。
ALLは、地理空間インデックスには適用できません。