再帰的ビュー定義を作成または置換します。
行レベル セキュリティで保護されたテーブルで定義されているどの再帰的ビューも、そのビュー定義に行レベル セキュリティ制約列を含んでいなければなりません。
ANSI準拠
CREATE RECURSIVE VIEWは、ANSI SQL:2011規格に準拠しています。
REPLACE RECURSIVE VIEWは、ANSI SQL:2011規格に対するTeradataの拡張機能です。
必要な権限
CREATE RECURSIVE VIEW構文を使って新規の再帰ビューを作成する、またはREPLACE RECURSIVE VIEW構文を使って新規の再帰ビューを作成するためには、CREATE VIEW権限が必要です。再帰的ビューが存在しない場合にREPLACE構文を使った場合、ビューを作成することしかできません。
既存の再帰的ビューを置換するには、ビューまたはそれを含むデータベースに対するDROP VIEW権限が必要です。
作成者には、新しく作成される再帰的ビューに関するWITH GRANT OPTION付きのDROP VIEW権限とSELECT権限が付与されます。
所有者以外のユーザーが再帰的ビューにアクセスする必要がある場合には、基本となるテーブルおよびビューにアクセスするために再帰的ビューの直接所有者に必要なすべての適切な権限を再帰的ビューのユーザーにもWITH GRANT OPTION付きで与えることが必要です。
再帰ビューから基本テーブルを更新することはできません。次のSQL DML文を使用して再帰ビューを参照することはできません。
- DELETE
- INSERT
- MERGE
- UPDATE
そのため、再帰的ビューに対する更新操作に関連した権限は存在しません。
自動的に与えられる権限
新しいビューを作成する場合、次の権限が自動的にビューに付与されます。
- DELETE
- DROP VIEW
- GRANT
- INSERT
- SELECT
- UPDATE