リクエスト オブジェクト、リクエストを実行するために生成されるAMPステップ、リクエストのEXPLAINテキスト、SQLリクエスト テキスト、またはXML文書としてのリクエストの最適化ルーチン計画について、ロギング オプションを指定します。
LIMIT SUMMARYを指定すると、どのロギング オプションも指定できなくなります。
ロギング オプションのいずれかを指定すると、システムのパフォーマンスに影響が生じることがあります。
ロギング オプションまたはWITH NONEを指定しないと、リクエスト情報のデフォルト セットのみが、指定したユーザーごとの各リクエストに定義されたデフォルト行にロギングされます。
ロギング オプションとオプション修飾子の説明については、<Teradata Vantage™ - データベースの管理、B035-1093>の「データベース問合わせロギングを使用した問合わせ動作の追跡」を参照してください。設定できるロギング オプションは、次のとおりです。
- ALL
- EXPLAIN、OBJECTS、SQL、およびSTEPINFOオプションについてロギングされる情報。XMLPLAN、LOCK、STATSUSAGE、PARAMINFO、FEATUREINFO、UTILITYINFO、またはUSECOUNTの各オプションについての情報はロギングされません。
- EXPLAIN
- リクエストについてのEXPLAINテキストがロギングされます。
- LOCK=n
- nセンチ秒を超えるロック競合が、XML形式でロギングされます。ロック プラン データのシュレッド方法など、DBQLXMLLockTblの詳細については、<Teradata Vantage™ - データベースの管理、B035-1093>の「データベース問合わせロギングを使用した問合わせ動作の追跡」を参照してください。
- NONE
- 指定した項目についてのDBQLデータはロギングされません。この項目は、次のとおりです。
- アカウント ユーザーの組またはアカウント ユーザーのリスト
- アプリケーション名またはアプリケーション名のリスト
- ユーザー名のリスト
- ALL: アカウント名
- ALL: アカウント文字列リスト
- その他の指定のないALL (すべてのアカウントを指定)
- OBJECTS
- データベース、テーブル、列およびインデックス情報がロギングされます。
- NO COLUMNS OBJECTS
- 列のデータは、DBQLObjTblに記録されません。このオプションによって、多数の列を持つテーブルに対するロギングのオーバーヘッドを減らすことができます。
- PARAMINFO
- パラメータ値とメタデータがDBQLParamTblに記録されます。
- FEATUREINFO
- DBQLogTblのFeatureUsage列に機能使用情報を記録します。
- SQL
- SQL文のフル テキストがロギングされます。
- STATSUSAGE
- DMLリクエストに対する最適化ルーチンの統計と使用上の推奨事項が、XML文書形式でロギングされます。
- DETAILED STATSUSAGE
- リクエストの計画で参照されるすべてのデータベース オブジェクトについて、次の統計詳細項目がロギングされます。
- StatTimeStamp
- Version
- OrigVersion
- NumColumns
- NumBValues
- NumEHIntervals
- NumHistoryRecords
- NumNulls
- NumAllNulls
- NumAmps
- NumPNullDistinctVals
- PNullHighModeFreq
- AvgAmpRPV
- HighModeFreq
- NumDistinctVals
- NumRows
- CPUUsage
- IOUsage
- STEPINFO
- AMPステップ レベル情報がロギングされます。
- USECOUNT
- データベースまたはユーザーの使用カウント情報がロギングされます。 収集は、データベース オブジェクトにアクセスしているかどうかに関係なく、指定されたデータベースまたはユーザーのカウント情報を使用します。
- UTILITYINFO
- ユーティリティ情報がDBC.DBQLUtilityTblに記録されます。
- XMLPLAN
- DDL、DML、およびDCLリクエストについての計画が、XML形式でロギングされます。DDL文の場合、XMLPLANによって、StatementTypeや対応するStepNamesなどの基本情報がロギングされます。
- VERBOSE XMLPLAN
- リクエストについてのVERBOSE EXPLAINテキストがXML形式でロギングされます。また、EXPLAINのみでは使用できないSpoolAsgnListとHashFieldsの詳細も含まれます。