セミコロン文字で区切った1つ以上のオプションのSQLリクエスト。このリクエストは、ユーザーのログオン時にセッション環境を確立するために実行されます。
- string
- 文字列は最大255文字であり、セミコロンで終了していて、さらにAPOSTROPHE文字で囲む必要があります。デフォルトは、始動文字列がないことを意味するNULLです。
- 始動文字列はマクロを実行することができますが、USINGリクエスト修飾子を始動文字列の中で使用することはサポートされていません。文字列にDDL文が含まれている場合、その文字列に他の文を入れることはできません。
- 始動文字列にSET SESSION CALENDARリクエストを組み込んで、ユーザーのカレンダとしてデフォルトのTeradataカレンダ以外のカレンダを設定することもできます。 用意されているシステム定義カレンダとしては、ほかにもISOとCOMPATIBLEがあります。詳細については、Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語 - 詳細トピック、B035-1184のSET SESSION CALENDARを参照してください。
- 始動文字列は、BTEQを介してVantageにログオンしたときか、またはTeradata JDBCドライバを使用してJDBC接続を確立し、接続パラメータRUNSTARTUP=ONを指定したときに実行されます。始動文字列がサポートされているクライアント アプリケーションは、BTEQとJDBCだけです。
- それ以外のすべてのTeradataクライアントAPIは、Vantageが文字列をこれらのAPIに返すとき、その文字列を無視します。