MODIFY USER文でユーザーのセキュリティ制約割り当てを変更できます。指定するセキュリティ制約に応じて、次のようになります。
- 現在ユーザーに割り当てられていないセキュリティ制約を指定した場合は、すべての既存の制約にその制約が追加されます。
- すでにユーザーに割り当てられているセキュリティ制約を指定した場合は、既存の指定が新しい指定で置き換えられます。
- すでにユーザーに割り当てられているセキュリティ制約を指定して、その後にキーワードNULLを指定した場合は、その制約の割り当てがユーザーから削除されます。
例:
MODIFY USER
Joe_Smith AS
CONSTRAINT = Classification_Level
(TopSecret, Unclassified DEFAULT),
CONSTRAINT = Classification_Country (NULL)
CONSTRAINT = Classification_Job (Analyst) ;
説明
構文要素 | 説明 |
---|---|
Classification_Level(TopSecret、非分類DEFAULT) | DEFAULT非機密レベルを維持しながら、以前に割り当てられていたSecretをTopSecretに置き換えて、ユーザー分類レベルを引き上げます。 |
Classification_Country (NULL) | ユーザーに以前に割り当てられたClassification_Country制約の割り当てを削除します。 |
Classification_Job(アナリスト) | 新しい階層カテゴリClassification_Jobを追加し、分析者分類レベルを割り当てます。 |
新規または変更されたセキュリティ制約の割り当ては、次回のユーザー ログオンで有効になります。