外部テーブルにより、Vantageは、Amazon S3、Azure BLOBストレージ、Google Cloud Storageにある半構造化データや非構造化データなど、外部オブジェクト ストレージ内にあるデータにアクセスできるようになります。このデータのデータベース内統合により、データ サイエンティストやアナリストは、Vantageで標準のSQLを使用してこのデータを読み取り、処理できます。外部データをVantageのリレーショナル データに結合し、組み込みのVantage分析関数を使用してそれを処理できます。
外部データには、JSON、CSV、Parquetなどのさまざまな標準データ形式を使用できます。
外部テーブルの作成には、データの場所、外部ストレージ システムへのアクセスに必要な許可情報、およびVantageが対象データを特定しVantageテーブルの行と列にそのデータを適切に配置できるようにするためのその他の情報を指定する必要があります。
ANSI準拠
この文は、ANSI SQL:2011規格に対するTeradata拡張機能です。
必要な権限
テーブルを作成するデータベースまたはユーザーに対するCREATE TABLE権限が必要です。
自動的に与えられる権限
作成者には、新しく作成されたテーブルで、WITH GRANT OPTION付きの次の権限が与えられます。
- DROP TABLE
- SELECT