例: デフォルトのDEFINER許可の作成 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語 構文規則および例

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
Published
2021年1月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
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B035-1144
Product Category
Software
Teradata Vantage

次の例では、accountingという名前のDEFINER許可をSYSLIBデータベースの中に作成します。クライアント ユーザー名はaccdept、ユーザー パスワードはnesuahkcotskです。

    CREATE AUTHORIZATION SYSLIB.accounting AS DEFINER DEFAULT
      USER 'accdept'
      PASSWORD 'nesuahkcotsk';

この例では、SYSLIBデータベースのDEFAULT許可としてaccountingを、指定されたクライアント ユーザー名accdeptに関連付けます。

accdeptはDEFAULT許可オブジェクトであるため、システムはこれを、EXTERNAL SECURITY DEFINER句の含まれているすべての外部ルーチンに関連付けます。データベースSYSLIB内のEXTERNAL SECURITY DEFINER句を含む外部ルーチンはすべて、このリクエストによって定義されるユーザー コンテキストを使って実行されます。

1つのデータベースにつきデフォルトのDEFINERオブジェクトは1つのみという制約があることにご注意ください。それ以外のものについては、特定の名前が必要です。DEFAULTがすでに存在する場合、システムはリクエスト元にエラーを返します。