IGNORE QUERY_BAND VALUES - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語 構文規則および例

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
Published
2021年1月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
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ja-JP/ncd1596241368722.ditamap
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B035-1144
Product Category
Software
Teradata Vantage
名前と値のペアのセットを定義します。SET QUERY_BAND文でプロファイルが割り当てられた全ユーザーに対して指定される場合は、ペアは無視されます。プロファイルを持つユーザーがIGNORE QUERY_BAND VALUESの名前と値ペアと一致する名前と値ペアを含んでいるSET QUERY_BAND文を発行した場合、システムは次のアクションを実行します。
  • 一致する名前/値ペアが無視されます。
  • クエリー バンドは、残りの名前/値ペアで設定されます。
  • 警告メッセージが表示されます。

クエリー バンドのname=valueのペアのセットは、APOSTROPHE文字(')で囲む必要があります。

name=valueのペアの数は文字列の最大長までに制限され、埋め込み文字を含めて最大4,096文字のUNICODE文字です。

ペアの名前と値には、次の文字のいずれも含めることはできません。
  • SEMICOLON (;)
  • NULL
空の文字列値にpair_nameを設定すると、pair_nameと任意の値を含む名前と値のペアが破棄されることを示します。 例えば、
pair_name=;
同じpair_nameに複数の値を指定するには、名前と値の各ペアを個別に指定する必要があります。 例えば、
    IGNORE QUERY_BAND VALUES = 
        ’TVSTemperature=HOT;TVSTemperature=WARM;’

ペアの名前または値にAPOSTROPHE文字が埋め込まれている場合は、エスケープするために2回入力する必要があります。2回入力しないと、システムではAPOSTROPHE文字をpair_name=pair_valueの文字列終了文字と解釈します。

NOT DEFAULTとして定義されたクエリー バンドがプロファイルにある場合は、プロファイルのクエリー バンドで定義されているのと同じ名前を持つ名前と値のペアを含んでいるIGNORE QUERY_BAND VALUESを定義するのは冗長になります。NOT DEFAULTプロファイルのクエリー バンドによって、SET QUERY_BAND文はプロファイルのクエリー バンドに含まれる名前と一致するすべての名前と値のペアを破棄します。

現在ログオン中のユーザーのIGNORE QUERY_BAND VALUESプロファイルを変更しても、セッションでは既存のクエリー バンドに影響しません。セッションで後続のSET QUERY_BAND文は、更新されたIGNORE QUERY_BAND VALUESプロファイルに従って検証されます。

IGNORE QUERY_BAND VALUES
無視するクエリー バンド オプションを導入するキーワード。
pair_name
クエリー バンドの指定の名前の構成要素。
pair_nameの最大サイズは、128のUNICODE文字です。データベース オブジェクト名の詳細については、<Teradata Vantage™ - SQLの基本、B035-1141>を参照してください。
pair_value
クエリー バンドの指定の値の構成要素。
pair_valueの長さは、UNICODE文字で256文字まで指定できます。
NULL
クエリー バンド全体の無視設定をプロファイルから削除します。