複数行を含むブロックのデータ ブロックの最大サイズを指定します。
- data_block_size
- この値は、10進数や整数として、または指数表記法を使用して表現できます。例えば、1000でも1E3でもかまいません。
- この指定はオプションです。DATABLOCKSIZEを指定しない場合、データ ブロックは、DBS制御レコードのPermDBSizeフィールドとJournalDBSizeフィールドに設定されているデフォルトのサイズになります。DBS制御設定の詳細は、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>を参照してください。
- 大きなシリンダのないシステムの場合、指定できるデータ ブロック サイズの最小値は9,216バイト(18セクター)です。値として8,960バイト(17.5セクター)を指定することもできますが、Vantageは内部でその値を9,216バイトに概数化するため、システムが使用する実際のデータ ブロック サイズは9,216バイトになります。
- 大きなシリンダのあるシステムの場合、指定できるデータ ブロック サイズの最小値は21,504バイト(42セクター)です。値として21,248バイト(41.5セクター)を指定することもできますが、Vantageは内部でその値を21,504バイトに概数化するため、システムが使用する実際のデータ ブロック サイズ値は21,504バイトになります。
- データ ブロック型のデフォルト値は、DBS制御設定により決定されます。データ ブロック サイズのデフォルト値の設定については、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>を参照してください。
- 永久データ ブロックの場合、デフォルト サイズはPermDBSizeパラメータで決定されます。
- 一時ジャーナルおよび永久ジャーナルの場合、デフォルト データ ブロック サイズはJournalDBSizeパラメータで決定されます。
- BYTES
- BYTESの場合、データ ブロック サイズの値は、nを、セクター サイズの最も近い倍数に概数化した結果(バイト単位)になります。これは、デフォルトです。
- nが、連続する2つの倍数のちょうど真ん中の場合は切り上げられます(四捨五入)。
- KBYTES
- KILOBYTES
- KILOBYTESの場合、データ ブロック サイズの値は、1024 nを、セクター サイズの最も近い倍数に概数化した結果(バイト単位)になります。
- MINIMUM
- このテーブルに対するデータ ブロックの最小サイズ。
- MINIMUM DATABLOCKSIZEは、複数の行を含むブロックの最大データ ブロック サイズを、大きなシリンダのシステムの場合は21,504バイト(42セクター)、または大きなシリンダ以外のシステムの場合は9,216バイト(18セクター)の最小値に設定します。
- MINIMUMはMINと略記できます。
- データ ブロック サイズの最小値の詳細については、<Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語 - 詳細トピック、B035-1184>で、CREATE TABLEのDATABLOCKSIZEを参照してください。
- MAXIMUM
- このテーブルに対するデータ ブロックの最大サイズ。
- システムが128KB以上のブロック サイズをサポートしていない場合は、127.5KBの値を使用します。
- システムが127.5KBより大きいブロックサイズを許容する場合、大きなシリンダには1,048,064バイト(2047セクター)、小さなシリンダには262,144バイト(512セクター)の最大値を使用します。
- 値は10進数と整数のどちらで表わしても、指数表記法を使用してもかまいません。例えば、1000でも1E3でもかまいません。
- MAXIMUMはMAXと略記できます。
- DEFAULT
- このテーブルに対するデフォルトのデータ ブロック サイズ。
- DEFAULTを指定した場合や値の指定を省略した場合、VantageはDBS制御設定のPermDBSizeで指定された、システム全体のデータ ブロック サイズのデフォルト値を使用します。詳細は、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>を参照してください。