Vantageでは、Amazon S3やAzure BLOBストレージ(Blob InteropモードのAzure Data Lake Storage Gen2を含む)、Google Cloud Storageなどの外部のクラウドベース ストレージにあるデータの読み取りや書き込みがサポートされます。Vantageのオンプレミス オブジェクト ストア ソリューションには、Hitachi Content Platform、MinIO、Dell EMC/ECS、NetApp StorageGrid、およびIBM COSが含まれます。
外部ストレージのデータを読み取り、操作するには、次の2つの方法があります。
- 外部テーブルを作成できます。外部テーブルは、外部オブジェクトの格納場所にマップされるレジストリとして機能します。外部オブジェクト ストアに格納されているCSV、JSON、およびParquetデータにクエリーを実行してロードするには、外部テーブルを使用します。
- READ_NOSを使用して、外部オブジェクト ストアから直接アドホック クエリーを実行できます。READ_NOSは、CSV、JSON、およびParquet形式のデータを読み取ります。またREAD_NOSにより、オブジェクト ストアのすべてのオブジェクトとパス構造を一覧表示し、データのスキーマを検出することもできます。
Vantageテーブルから外部ストレージにデータを書き込むには、WRITE_NOSを使用します。
エラー診断のために、外部テーブルに対してエラー テーブルを作成できます。CREATE ERROR TABLE文については、<Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>および<Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語 - 詳細トピック、B035-1184>を参照してください。