テーブル形式で行データを返します。
テンポラル テーブルと互換性がある構文については、<Teradata Vantage™ - ANSIテンポラル テーブル サポート、B035-1186>および<Teradata Vantage™ - テンポラル テーブル サポート、B035-1182>を参照してください。
ANSI準拠
SELECTは、ANSI SQL:2011拡張機能に準拠しています。
Teradata SQLでは、FROM句はオプションです。これは、ANSI SQL:2011規格に対するTeradataの拡張機能です。この規格では、FROM句は必須です。
WITH、SAMPLE、QUALIFY、およびTOP句は、ANSI SQL:2011規格に対するTeradata 拡張機能です。
上に示した構文規則は、FROM、WHERE、GROUP BY、HAVING、およびORDER BY句のANSI SQL:2011での順序を指定しています。データベースは、この順序付けを強制することはありませんが、ANSIに準拠するアプリケーションを記述する場合は注意する必要があります。
必要な権限
テーブルからデータを選択するには、そのテーブルまたは取得される列セットに対するSELECT権限を持っていなければなりません。
ビューを通じてデータを選択するには、そのビューに対するSELECT権限を持っていなければなりません。さらに、そのビューの直接所有者(すなわち、そのビューが存在するデータベースまたはユーザー)は、そのビュー内で参照されるすべてのテーブルまたはビューに対して、SELECT WITH GRANT OPTION権限を持っていなければなりません。
テーブルまたはビューを間接的に参照する場合、権限はクエリーを実行するユーザーではなく、アクセス対象のオブジェクトの直接所有者が持っていなければなりません。
詳細については、<Teradata Vantage™ - SQLデータ制御言語、B035-1149>と<Teradata Vantage™ - データベースの管理、B035-1093>を参照してください。