USING ( using_spec [,...] ) SQL_request
構文要素
- using_spec
using_variable_name data_type [ data_type_attribute [...] ]
[ AS { DEFERRED [BY NAME] | LOCATOR } ]
- SQL_request
- USINGリクエスト修飾子が関連付けられるSQLリクエストを指定します。
- これは、複文リクエスト、非DDLの任意の単一文リクエスト、または明示的トランザクションのどれでもかまいません。
- USINGで定義したパラメータを指定して、SQLリクエストに含まれるTOP n演算子のnに値を渡すことができます。例: TOP演算子を含むUSINGリクエスト修飾子を参照してください。
- SQLリクエストに含まれるすべてのUSING変数名の前には、コロン記号が必要です。
- using_variable_name
- 修飾子に関連するSQLリクエスト内でパラメータとして参照されるUSING変数の名前。
- 指定するそれぞれの名前は固有でなければなりません。
- 処理中に、SQLリクエストに含まれる各using_variable_nameは、クライアント アプリケーションから読み込まれた定数値に置き換えられます。
- ドット表記法を使用して、DATASETおよびJSONデータにアクセスすることもできます。<Teradata Vantage™ - DATASETデータ型、B035-1198>および<Teradata Vantage™ - JSONデータ型、B035-1150>を参照してください。
- data_type
- using_variable_nameに代わる定数値のデータ型を指定します。
- UDT型は直接にはサポートされません。変換の回避策に関する詳細および情報については、UDTのUSINGサポートを参照してください。
- これを使ってデフォルト値を設定することもできます。
- データ型のリストについては、<Teradata Vantage™ - データ タイプおよびリテラル、B035-1143>を参照してください。
- data_type_attribute
- 以下にリストされたデータ型属性の1つ。
- USINGによってインポートされる値の取扱いに影響するデータ型属性は、次のものだけです。
- CASESPECIFIC
- NOT CASESPECIFIC
- UPPERCASE
- サーバー文字セット属性(例えばCHARACTER SET LATIN)を、data_type_attributeの一部に含めることはできません。
- 型属性は、ANSI SQL:2011規格に対するTeradataに対する拡張機能です。
- DEFERRED
- リクエストされると、LOBデータは他の行データとは別個に、クライアント アプリケーションからVantageに送られます。
- このオプションはLOBデータにのみ有効です。
- 詳細については、<ラージ オブジェクトのUSINGサポート>を参照してください。
- BY NAME
- USING行のデータをクライアントのファイル名として解釈します。システムがAS DEFERREDに続くBY NAMEオプションを検出すると、以下のイベントが番号順に発生します。
- データベースは、ファイル名をクライアントに送信します。
- クライアントはファイルを開きます。
- クライアントはファイルにあるデータをデータベースに送信します。
- LOCATOR
- クライアント アプリケーションは、セッションの以前のSELECTリクエストから生成されたLOBのロケータをデータベースに渡します。
- このオプションはLOBデータにのみ有効です。
- 詳細については、<ラージ オブジェクトのUSINGサポート>を参照してください。