データ ラボのユーザー - Teradata Data Lab

Teradata® Data Lab ユーザー ガイド

Product
Teradata Data Lab
Release Number
16.20
Published
2018年6月
Language
日本語
Last Update
2018-09-24
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B035-2212
Product Category
Analytical Ecosystem
DBA
通常Teradata Database管理者であるDBAは、実働システムの整合性と健全性を確実に維持するための作業を行なっています。また、適切である場合は、ワークロードの共有化も図ります。ポートレットでは、Teradataワークロード管理戦略、特にTeradata Active System Management(TASM)を総合的に把握して、データラボ環境をワイルドカード分類で管理できます。ワークロード管理を設定し、データベース領域の一部を割り当てたら、データ ラボ管理を1人以上のデータ ラボ所有者に付与することができます。

通常、DBAはラボ グループ構造の設計、ラボ グループの作成、承認を管理するラボ グループの所有者の割り当て、領域の管理、ワークロード管理の構成を行ない、リクエストを承認することができます。

DBAはまた、適切なTeradata Database権限が確実に付与されるようにし、Teradata Viewpoint管理者と連携することで、データ ラボ ポートレットの権限がViewpointのロールに割り当てられ、そのロールのユーザーがラボ グループを作成、編集、削除できるようにします。

パワー ユーザー
通常、パワー ユーザーはデータ ラボを所有および管理し、チームのIT担当者であり、データ校正用の外部リポジトリを管理します。パワーユーザーは、DBA、ビジネスアナリスト、エンドユーザーとのパイプ役を担います。データラボフレームワークと適切なViewpointポートレットを使用すると、管理業務が簡素化され、効率化が進んで生産性を上げることができます。
通常、パワー ユーザーはラボ グループの所有者またはラボの所有者のいずれかです。
  • ラボ グループの所有者は、リクエストの送信と承認、承認機関の委任、およびラボ グループの電子メール通知の受信を行なうことができます。
  • ラボ所有者は、ラボを管理し、承認権限が与えられた場合にリクエストを承認し、ラボの電子メール通知を受信し、ラボを使用してデータを分析できます。
エンド ユーザー
通常、ビジネスアナリストであるエンドユーザーは、データを調査して理論をテストします。エンド ユーザーは、データの校正を簡単に実装し、新しいデータを運用情報に移行する必要があります。データ ラボは、実働環境に実装する際に、理論とテスト結果が一致することを証明します。エンドユーザーは最新データを受信するため、実働環境から定期的にデータがロードされるのを待つ必要はありません。

一般に、エンド ユーザーは、リクエストの送信、ラボ内のオブジェクトの表示、ラボを使用したデータの分析を行ないます。