アクセス制御
アクセス制御によって、セキュリティなどの理由上、誰がラボにアクセスできるのか、ラボ ユーザーにラボ グループの詳細とラボの詳細を表示するかどうかが決まります。これらの制御は通常、ラボ グループの作成時に設定しますが、後で追加または変更することができます。
以下にアクセス制御について説明します。
制限なしでグループを保存する(パブリックにする)と、プライベートにすることはできません。パブリック グループのオプションは、いつでも切り替えることができます。グループをプライベートとして保存すると、ラボ グループをパブリックに変更できます。
コントロール | 制御の場所 | 制御の説明 |
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ラボ グループとラボのユーザーとロールの表示を有効にする |
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ラボ グループの詳細とラボの詳細を表示するときに、ユーザー タブの表示をラボ ユーザーに許可する場合に選択します。 |
パブリック ラボ グループ, どのユーザーもラボに追加できます |
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Teradata Databaseユーザーまたはロールは、デフォルトのアクセス権を持たせるか、リクエストを通して追加できます。 |
パブリック ラボ グループ, 選択されたユーザーのみラボに追加できます |
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このグループのラボに追加可能なTeradata Databaseユーザーおよびロールを制限します。 |
パブリック ラボ グループ, 選択されたユーザーは、ラボに追加できません |
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このグループのラボに追加できないTeradata Databaseユーザーとロールを指定し、必要に応じてロールを使用するユーザー アクセス権の構成を無効化します。 |
プライベート ラボ グループ |
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このグループのラボに追加可能なTeradata Databaseユーザーおよびロールを制限します。プライベート グループのラボは選択されたユーザーとロールにのみ表示可能です。 |
選択されたユーザーおよびロールにアクセスできるようにするチェック ボックス |
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このラボ グループ内の選択されたTeradata Databaseユーザーとロールにラボ アクセス権を付与します。 |
承認のコントロール
承認によって、リクエストを承認するユーザーが決まり、リクエストを自動的に承認するかどうかが決まります。これらの制御は通常、ラボ グループの作成時に設定しますが、後で追加または変更することができます。承認の制御方法は、ラボ グループの作成時にラボ グループの追加ウィザード ステップ6の承認者で設定するか、ラボ グループの作成後に承認者タブで設定します。
ラボ グループの作成時に、ラボ サイズの増加リクエストやラボの延長リクエストの自動承認をリクエストの制限で設定することができます。
以下に承認制御について説明します。
コントロール | 制御の説明 |
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自動 | 指定したサイズまたは範囲以下のリクエストは自動的に承認されます。 |
ラボの所有者 | サイズまたは期間と同じか下回るリクエスト、および自動を上回るリクエストは、ラボの所有者またはラボ グループの所有者のいずれかによって承認されます。 |
ラボ グループの所有者 | サイズまたは期間が自動またはラボの所有者のしきい値を上回るリクエストは、ラボ グループの所有者によって承認されます。 |
ラボ グループの所有者がラボの所有者に承認を委任できるリクエストのタイプは次のとおりです。
- ユーザーの追加または削除
- 所有者の追加または削除
- ラボの削除
- ラボ サイズの減少
- オブジェクトの削除
ラボ グループの所有者は、ラボ サイズを指定のサイズに増やすリクエスト、ラボを指定の期間に延長するリクエスト、または無期限を指定するリクエストの承認権限をラボの所有者に委任することもできます。