ジョブ例4: ロード前のINMODルーチンを使用したデータの前処理 - Parallel Transporter

Teradata® Parallel Transporter ユーザー ガイド

Product
Parallel Transporter
Release Number
16.20
Published
2019年9月
Language
日本語
Last Update
2020-01-29
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B035-2445
Product Category
Teradata Tools and Utilities

ジョブの目的

外部ソース ファイルからデータを読み取り、そのデータをTeradata Databaseテーブルにロードする前に、INMODルーチンを使用して前処理を行ないます。 このジョブには2つのバリエーションがあります。

  • Loadオペレータを使用したデータの一括ロード(FastLoadプロトコル)。
  • Updateオペレータを使用した、INSERTを実行するためのデータの使用(MultiLoadプロトコル)。

データ フロー図

次の図は、ジョブ例4のジョブ要素を示します。

ジョブ例PTS00007、PTS00008 – INMODルーチンを使用した、ロード前のデータ事前処理(2つのプロトコル)

サンプル スクリプト

このジョブの2つのバリエーションに対応するサンプル スクリプトについては、sample/userguideディレクトリの以下のスクリプトを参照してください。

  • PTS00007: 空のTeradata Databaseテーブルにデータをロードする前のINMODルーチンによるデータの事前処理(FastLoadプロトコル)
  • PTS00008: Teradata Databaseテーブルにデータをロードする前のINMODルーチンによるデータの事前処理(MultiLoadプロトコル)

使用理由

このジョブは以下のものを使用します。

  • このジョブのプロデューサは、以下のいずれかです。
    • FastLoad INMOD Adapterオペレータ。これは、このオペレータが、FastLoadプロトコル用に作成された、INMODルーチンからデータを読み取ることができる唯一のオペレータであるためです。
    • MultiLoad INMOD Adapterオペレータ。これは、このオペレータが、MultiLoadプロトコル用に作成された、INMODルーチンからデータを読み取ることができる唯一のオペレータであるためです。
  • このジョブのConsumerオペレータは、以下のいずれかです。
    • Loadオペレータの場合は、空のTeradata Databaseテーブルに大量の行を高速に挿入する際にそのオペレータが最良のパフォーマンスを発揮するからです(FastLoadプロトコル)。
    • Updateオペレータの場合は、そのオペレータが最大5個の新規または既存のTeradata DatabaseテーブルでINSERT、UPDATE、DELETEの操作を実行できるからです(MultiLoadプロトコル)。