ログインしている各SSHセッションに環境変数を設定する必要があります。 セッションが終了すると、以前の設定は維持されません。
- ログインしたSSHセッションごとに、次の変数を設定します。
変数 アクション KUBECONFIG - 「クライアントの準備」の説明に従って、KUBECONFIGが設定されていることを確認します。 設定されていない場合は、次を実行します。
$ export KUBECONFIG=/var/opt/teradata/appcenter/remote-kubeconfig
APPCTL_HOME - クラスタのディレクトリを作成します。
$ mkdir -p ~/.appctl/<ANY UNIQUE CLUSTER NAME>
- APPCTL_HOME をエクスポートします。
$ export APPCTL_HOME=~/.appctl/<ANY UNIQUE CLUSTER NAME>
複数のクラスタがあり、同じクライアント マシンを使用してインストールを実行している場合、Teradataでは、各クラスタごとにAPPCTL_HOMEに異なる値をエクスポートすることを推奨します。
APPCTL_DOMAIN ドメインとは、クラスタとのトランスポート レイヤー セキュリティ(TLS: Transport Layer Security)通信用の自己署名証明書を作成するために必要です。 これは、AppCenter UIコンポーネントにアクセスするためにブラウザに入力したドメイン名です。 インストール プロセス中に、このドメイン名を使用して自己署名証明書が自動的に生成されます。 証明書が自己署名されている場合、ブラウザに警告が表示されます。 - ドメイン名がインフラストラクチャのDNSサービスによって解決可能であることを確認してください。
/etc/hostsにエントリを追加しても機能しません。
有効なDNSが構成されていないと、AppCenterは機能しません。 DNSには、すべてのマスターノードのエントリが必要です。 たとえば、3つのマスターノードがある場合、選択したAPPCTL_DOMAINのDNSに3つのIPアドレスエントリを追加する必要があります。 - 「クライアントの準備」の説明に従って、KUBECONFIGが設定されていることを確認します。 設定されていない場合は、次を実行します。