不等価比較は、次のように処理されます。
- expression_1とexpression_2の長さが異なる場合には、同じ長さになるよう、短い方の文字列に埋め込み文字が埋め込まれます。
- セッション モードが識別されます。
適用されるモード 文字列の大文字小文字の区別のデフォルト ANSI CASESPECIFIC Teradata NOT CASESPECIFIC。 式の一方または両方にCASESPECIFIC修飾子を指定していない限り、expression_1およびexpression_2の単純なローマ字は、比較の開始に先立って英大文字に変換されます。
文字式の大文字小文字の区別のデフォルトを上書きするには、CASESPECIFICまたはNOT CASESPECIFIC句を適用します。
- 現在の文字セット下で1バイト文字として識別されている文字は、セッションで有効な照合順序に従って変換されます。
- KanjiEUC文字セット下の場合、ss3の0x8F文字は、0xFFに変換されることに注意する必要があります。これは、ユーザー定義のKanjiEUCコードセット3は、他のKanjiEUCコードセットのように正しく整列されないことを意味します。
他のKanjiEUCコードセットでは、整列が正しく行なわれます。 つまり、整列は、クライアント システムでの2進数の整列の場合と同じ順序になります。
- 作成された文字列はバイトごとに比較され、後ろに付けられた埋め込み文字は無視されます。
不等価比較には、そのセッションで有効な照合が使用されます。使用可能な照合は、5つあります。
- EBCDIC
- ASCII
- MULTINATIONAL
- CHARSET_COLL
- JIS_COLL
CREATE USER文またはMODIFY USER文のCOLLATIONオプションを使用すれば、照合をユーザー レベルで設定することができます。 また、[[.]SET]SESSION COLLATION文またはCLIv2 CHARSET呼び出しを使用すれば、セッション レベルで設定することができます。
MULTINATIONAL照合順序が有効な場合には、日本語文字を使用するサイトでの照合順序は、開始時に導入された照合の設定によって決定されます。