Subqueryとは、比較演算子の条件を満たすために使用する値を返すSELECT文です。Subqueryは、括弧で囲む必要があります。また、末尾にセミコロンを使いません。
Subqueryは、少なくとも1つのテーブルを参照する必要があります。WHERE句にテーブルを指定した場合、そのテーブルがsubqueryの他の部分から参照されていなければ、その指定はこの条件に当てはまりません。
比較演算子は、修飾子を使うかどうかにかかわりなく、subqueryと一緒に使用することができます。ただし、修飾子を使用しない場合、subqueryが複数の値を返すと、エラー条件が発生します。
Subqueryが値を返さない場合で、なおかつ修飾子を使用しない場合は、比較の結果が偽になります。したがって、以下の形式を使用した場合、subqueryは、値を返さないか(その場合は比較が偽と評価されます)、1つの値を返すことになります。
expression > (subquery)
以下の形式の場合、subqueryは、式リストで指定する数と同じ数の式を選択する必要があります。
それぞれの式が等しければ、2つの式リストは等しいことになります。
それぞれの式が等しくない場合、比較の結果は、比較が真ではない式の最初のペア(左から見て)を比較することによって判別されます。
比較操作でのsubqueryでSELECT AND CONSUME文を指定することはできません。