DEFAULT関数は、指定された列または派生した列(列名が省略された場合)のデフォルト値を返します。
指定された列または派生した列がビュー列または派生したテーブルの列である場合は、DEFAULT関数は基礎となるテーブル列のデフォルト値を戻します。
例えば、デフォルト値がCURRENT_TIMEまたはUSERの場合のように、列のデフォルト値がシステム変数に評価されると、DEFAULT関数は文が実行されたときにシステム変数の値を返します。
DEFAULTは次のいずれかの条件が真の場合にNULLを返します。
- 指定された列または派生した列がDEFAULT NULL句を使用して定義されている
- 指定された列または派生した列に明示的なデフォルト値がない
- 指定された列または派生した列のデータ型がUDTである
- 指定された列または派生した列が、明示的なデフォルト値を持たない単一の基礎となるテーブルの列から派生したビュー列の名前である
例については、「ビューの列名の指定」を参照してください。
- 例えば、ビュー列がリテラル式から派生した場合などのように、指定された列または派生した列が、単一の基礎となるテーブルの列から派生したものではないビュー列の名前である