構文 - Parallel Data Pump

Teradata® Parallel Data Pumpリファレンス

Product
Parallel Data Pump
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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ja-JP/oqw1608578437373.ditamap
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B035-3021
Product Category
Teradata Tools and Utilities


次のような場合に当てはまります。

layoutname
1つ以上の後続のIMPORTコマンドが参照するためのレイアウトに割り当てられる名前です。
layoutnameは、Teradata SQLの列名と同じ構成規則に従う必要があります。
ここで指定する名前はIMPORTコマンドのLAYOUT句でも使用されることがあります。
MACROCHARSET
LAYOUTコマンドのオプションの句。文字タイプのフィールドにフィールド レベルのMACROCHARSETがなく、レイアウト レベルのMACROCHARSETがある場合、TPumpは、指定されたレイアウト文字セットを使用して、対応するフィールドのマクロ生成DDLにCHARACTER SET句を生成します。
servercharsetname
サーバー ストレージの文字セット名。有効なサーバー ストレージ文字セット名については、次の2つのマニュアルを参照してください。Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engine 国際文字セット サポート, B035-1125およびTeradata Vantage™ - SQLデータ定義言語 構文規則および例, B035-1144
CONTINUEIF condition
次のとおりです。
position = value
ここで、positionは、継続標識を含んだ各入力レコードのフィールドの開始文字位置を指定する符号なし整数(アスタリスクは使用不可)です。valueは、文字定数または文字列定数として指定された継続標識です。Teradata TPumpでは、定数の長さが継続標識フィールド長として使用されます。Teradata TPumpでは、定数の長さが継続標識フィールド長として使用されます。
CONTINUEIFオプションでは、position=valueで指定された条件の大文字/小文字が区別されるため、このパラメータの大文字/小文字は常に正しく指定する必要があります。
条件が真(true)であれば、Teradata TPumpは、現行レコードの終わりに次の入力レコードを連結することにより、データベースに送られる1つのレコードを生成します。現行レコードは、外部データ ソースから取得した最新のレコードです。
条件が偽(false)であれば、Teradata TPumpは現行の入力レコードを、単体で、または一連の連結されたレコードの最終レコードとしてデータベースに送ります。
継続標識フィールドの開始位置は、入力レコードでの文字位置として指定することに注意してください。文字位置は文字位置1で開始されます。Teradata TPumpは継続標識フィールドを入力レコードから削除することで、最終的な連結結果に含まれないようにします。
startposに符号なし整数が指定されている他のフィールドの場合、 startposは最終的な連結結果内のフィールド位置を指しています。そのため、継続標識フィールドは、FIELD、FILLER、またはTABLEコマンドで定義するフィールドの一部(または全部)としては定義できません。FIELDコマンドの startposの説明を参照してください。
ジョブ スクリプトの文字セットが、ジョブで使用されるクライアント文字セットと異なる場合(例えば、z/OSでUTF8クライアント文字セットを使用する場合、ジョブ スクリプトはTeradata EBCDIC形式にする必要があります。または、UTF-8形式のジョブ スクリプトではUTF-16クライアント文字セットを使用できます)、Teradata TPumpは、指定の値、つまり、文字定数または文字列定数をスクリプト文字セット形式からクライアント文字セット形式に変換してから、条件を評価します。Teradata TPumpでは、クライアント文字セット形式の定数の長さが、継続標識フィールドの長さとして使用されます。
メインフレームでUTF8クライアント セットを使用する場合は、必ずTeradata Vantage™ - Advanced SQL Engine 国際文字セット サポート, B035-1125にある定義を調べて、必要になる可能性のある特殊文字のコード ポイントを確認してください。EBCDICのバージョンが異なる場合、これらの文字列置換が必ずしも一致するとは限りません。
Teradata EBCDICとUnicode間のマッピングについては、Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engine 国際文字セット サポート, B035-1125を参照してください。
INDICATORS
データが標識モードになる条件。
つまり、最初のnバイトが標識バイトになります。ここで、nは、データベースに転送するLAYOUTコマンドで定義されたフィールドの数を8で割り、小数部を切り上げた整数値です。
Teradata TPumpは、FIELDコマンドすべてを、再定義のものを含めてデータベースに送ります。 定義済みのフィールドを再定義する場合、標識ビットは両方のフィールドに設定しなければなりません。FILLERコマンドには標識ビット セットも必要です。Teradata TPumpは、定義済みのフィールドおよび再定義されたフィールドの両方をデータベースに送信します。このように、再定義を行なうと、無関係のフィールドまで転送されるため非効率的です。
INDICATORSがLAYOUTコマンドに指定され、データ ファイルが各レコードに標識バイトを含んでいない場合、ターゲット テーブルには間違ったデータがロードされます。反対に、INDICATORSが指定されず、データ ファイルが各レコードに標識バイトを含んでいる場合、ターゲット テーブルは破壊されます。どちらの事態も起きないように注意してください。
INDICATORSオプションを含むLAYOUTコマンドには、この標識モード データの選択元であるテーブルの列記述や列順序と一致するよう、レコードのすべてのフィールドを正確に記述しなければなりません。INDICATORSオプションを指定すると、Teradata TPumpは標識を付けてデータをデータベースに送ります。
FIELDコマンドのNULLIFパラメータは、INDICATORSオプションを付けても付けなくても指定することができます。NULLIFを指定すると、Teradata TPumpは、INDICATORSオプションが指定されているかどうかにかかわらず、標識を付けてデータをデータベースに送信します。